

写真を撮って遊歩道をブルーレン橋の方に歩いていたら、なんとボートがやってきた。



ここでボートが行き来したのをみたのは、初めてのことである。
ビゲラ・クリークは大きく2つの分かれる。
河口とクリークである。
河口部分は通常ビゲラ・ウオーター・クリークとよばれ、クリーク部分は単にビゲラ・クリークと呼ばれる。
といってもあくまでも呼称に過ぎず、一般には混ぜて使われている。
その境界をなすのがゴールドコースト・ハイウエイである。
ハイウエイといっても普通の幹線道路であり、高速とか高架ということではない。
住宅地の道路よりも若干制限速度が高いです、といったところで信号も数多くある。
ここを挟んで河口側にはクリークに桟橋を作ってボート(クルーザー)を係留できる高級住宅地が立ち並ぶ。
上流側はこれまで幾度となく紹介したように、自然が残っているちょっと大き目の小川。
自然林奥の水源あたりから流れ出た水は、このゴールドハイウエイをくぐって河口と繋がっているのだが、この部分は橋ではない。
四角いコンクリートボックスを並べただけのもの。
ただクリークの水の流れがスムースに行われればいいといっただけのもので、ボートの行き来を想定したものではない。
その上を幹線道路が横切って走っている。
車で走っているかぎり、この下に川が流れているなどとはまったく気がつかない。
河口からクリークに入るには、このコンクリートボックスをくぐらないといけないため、普通のボートでは上がつかえてしまう。
上の写真でみるような船外機を積んだアルミボートくらいしかくぐれない。
それ以上に、長さ数十メートルのコンクリートボックスの中を、ボートで行こうとは子どもなら冒険心でやってみるだろうが、大人ではまず心理的に拒絶反応を起こす。
また、クリーク側にはボートランプはなく船を浮かべることはできない。
よってこのクリークにボートが浮かんでいるなどというのは考えられないことなのです。
珍しいこともあるもんだとカメラを向けたら、中央に乗っているオッサンが手を振った。
このボートどこまでいくのだろうと思っていたら、このちょっと先で折り返して戻ってきた。

とすると折り返し点になったのはちょうど、ピーウイーの巣のある場所の前後。
目の前でボートが旋回されたらたまらない、ビックラこいて逃げ出しただろうと思って、急遽戻ってみた。
案の定、巣はカラ。

さらに歩いてみた。
いた。
らしいピーウイー。
巣の方へ飛んでいく。
追いかけた。
やはりこの巣の主であった。

突然、何かがおこる。
予期せぬことが。
日々そんなもの。
[四つ目の巣]
_