2010年3月18日木曜日

2010-03-18 <終了>



 今日もいない。
 すでに1週間ピーウイーを見ていないことになる。
 ということはこの巣はその役目を終えたということになる。

 ピーウイーの生態については知らないが、ここまでのところを先のワグテールと合わせて考えてみるとこうなるだろう。
 産卵のために巣を作る。
 そこに卵を産む。
 抱卵する。
 そしてヒナが孵る。
 3,4日エサを運ぶ。
 問題はその後である。
 ヒナがそこそこ強くなったときを見計らって、違う場所へヒナを移動させる。
 新しい巣がどのようなところか解らないが、旧の巣は放棄される。
 ワグテールの場合は、その巣を分解して、新しい巣へ運んでいっているようである。
 なんでこんなことをするのだろうか。
 ピーウイーとワグテイルの巣の特徴は、多くの場合クリークの上に張り出した枝に巣を作る。
 よって、ヒナが大きくなって動きまわると巣からころげ落ちることもありえる。
 他の鳥のそういうヒナをこれまでいくつか見てきた。
 この場合、下はクリークである。
 ヒナはおぼれ死んでしまう。
 そのために巣替えをするのではないだろうか。
 なら最初からクリークの上などに作らずに巣替えの対象になるような場所に作ればいいはずだが。
 おそらくそのような場所に産卵すると、これを狙ってくるものがいるということなのだろう。
 もちろん、普通の木の枝先にも巣を作ることもあるので、断定はできないが。

 この巣は、使われなくなった。
 よって、この「四つ目の巣」はこれで終了になります。






[四つ目の巣]





[◇ 2010-03-31]

 この対岸にもピーウイーの巣ある。
 調べてみたところでは2ケあった。





 ということは、このクリーク沿いで計10ケの巣を見つけたことになる。
 このクリークはピーウイーにとってファミリー・パラダイスなのかもしれない。



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